TOTOギャラリー間で開催されている中山英之展に行ってきました。
中山さんの作品は、概念的な所は柔らかく自由でありながら、設計においてはメカニカルで構築的に感じました。それが展覧会自体にも現れていて、手書きの文章やドローイングといったふんわり感の中に模型の影を映写する照明やレンズを上下する機械がポイントで置かれていました。
まちと建築、家具と建築など、建築と隣合う要素との境界を曖昧にしているのも印象的でした。
ちょうど雨上がりの晴れ間で中庭の石が水に浮かんでいるように見えました。